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2017.03.23スタッフルーム

Vol.16 カラーチーム 落合マハルさん 後編

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原哲夫と共に働くたくさんのスタッフを、抜き打ちでチョクゲキ!! 普段は見ることのできない原哲夫の素顔や、仕事のこぼれ話を大バクロするこのコーナー。今回は入社10ヶ月の新人、カラーチームの落合マハルさんの登場です!

先日、スッタフ内で行われた『第1回 四コマ漫画道場』において、見事グランプリを獲得した落合さん。話を聞いていく中で、すでに著書をもつ大物新人ということが判明していきます。しかもその大物っぷりは作品だけではなく、入社当日のとある事件にも表れている??  いったい彼女はどんな人物なのでしょうか。教えて、マハルさん!

母の助言で、栄えあるグランプリを獲得!!
ここに入社して1年弱。自分では描けていると思っていても、実は描けていなかったということがまだあります。早く「自分が足りていない部分を、自分自身がまだ分かっていない」というレベルを脱したいですね。そのためにも、分からないことがあったら、先輩に聞きに行って、道具の使い方から描き方、ソフトの使い方まで、聞いたことはすべてメモを取るようにしています。

あと、最近はスタッフ全員で『スキルアップ課題』に取り組んでいるので、そこで学べることをきちんと身につけたいと思っています。手や体の描き方を勉強できるというのは、このスタジオだからこそ。ずっと一人で描いてきたので、ここでは新鮮で貴重な経験ばかりです。ここに入って本当に良かったと、しみじみ思いますね。

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先日の『四コマ漫画道場』では、グランプリと準グランプリを獲ることができました。あの企画自体、私にとっては本当に嬉しいもの。先生に直接審査をしてもらえて、しかもコメントまでもらえるなんて……。話を聞いた瞬間「やった!」と思いました。実は提出する前に、描いた四コマを母親に見せたんです。すると「意味が分からん!」って言われて(苦笑)。それで描き直した作品でグランプリが獲得できたので、お母さん、ありがとう! って思いましたね(笑)
自分が求める表現は、この手で叶える
休みの日は、骨董市に出掛けることもありますね。骨董市と言っても、壺とか掛け軸ではありませんよ(笑)。西洋アンティークや昭和レトロといったジャンルが好きなんです。普通のショップに行くより、個性的で味のあるアイテムが買えるんですよ。またIKEAのような北欧家具を扱うお店にも興味がります。個性的という意味では、骨董と親和性があると思っているので。自分が心地よい空間をつくることを大切にしています。

実は私、大学在学中に、とある作品のコミカライズを担当して、本を出版しているんです。つまり、すでにデビューをしているっていう……。ただそれは自分の考える本当の意味での漫画家デビューではないと思っているので、やはり自分の作品を出したいと思っています。

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あとは、結局休みの日も漫画を描いていますね。自分の作品を描くのはもちろんですが、イラストのアルバイトをすることもあります。自分の世界観を表現する手法として、イラストや映像の方がマッチする場合があるんです。最終的には、漫画を軸に置きつつも、マルチに活動できるようになれればいいですね。ただ、心に決めているのは、どのジャンルも一つずつ着実に、ということ。器用貧乏になってしまったら元も子もないですからね。
(おわり)

今回取材に応じてもらった落合さんからのメッセージ
スタジオでは、他の先輩方と比べると年も若く
技術もセンスもまだまだ頑張らないといけない部分が多い身です。

それでも期待をして色々指導してくださる 先輩や編集さん
それに原先生にいつも感謝しています。
今後はスタジオでの仕事と自分自身が
“落合マハル”の名前でつくりあげている仕事と
どちらも成果が残せるよう努力を続けていきたいと思います!

また、私の活動を記録しているイラストHPがあるので
是非こちらもご興味を持っていただけると嬉しいです。

■「OM-factory」

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落合さんのイラスト

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