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2016.12.08スタッフルーム

Vol.14 活版部門 もちづきひいろさん 後編

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原哲夫と共に働くたくさんのスタッフを、抜き打ちでチョクゲキ!! 普段は見ることのできない原哲夫の素顔や、仕事のこぼれ話を大バクロするこのコーナー。1年ぶりとなる今回は、活版部門のもちづきひいろさんの登場です!

社歴はスタッフの中でもっとも浅いながらも、すでにコミックゼノンWEBの立ち読みページにて、自身の作品『Going』が掲載されたことがあるもちづきさんからは、どんな言葉が飛び出すのか? いざ、Going!!

純粋に作品を楽しんでいます!
休日は家でマンガを読んだり、音楽を聞いたり、DVDを観たり……。あと、服を見るのが好きなので、買い物にいくこともあります。あとは映画を観ることも多いですね。最近でよかった映画は……、やはり『君の名は。』でしょうか。あの作品における時系列の組み合わせ方は秀逸ですね。

マンガに携わっている人の中には、他の人の作品を観る際に“分析”が入ってしまって、純粋に楽しむことが出来ないとか、観終わるとぐったりするとか言う人もいるようですが、ボクはただ作品を楽しむことが出来る派ですね。まだ読者側の立場でも、観ることができるのかも知れません。何も考えていないだけかな(笑)

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あとは、やはりオフの日でも、マンガを描いています。ボクはまだ先生の絵のタッチを自分のものにできていません。そこを克服するために、家でも先生の絵を模写するなどして、どういう風に描いているのか、どういった構造をとっているのかなどを、勉強しています。
自身の持つ「伝えたいこと」に、絵のカッコよさをプラス。
今考えている将来的な目標としては、やはり自分の作品をデビューさせて、連載を持つことですね。その時の作品は、バレーボールもの……ではないかも知れません(笑)。でも当面は、先生のスタッフとして、少しでもいい絵を描くことですね。

ボクが先輩からもらった言葉で「白と黒で描く」というものがあります。先輩たちは、ベタを入れる部分と白く残す部分を、設計図のようにしっかりと見極めているので、絵に立体感が生まれます。ボクはまだ輪郭の線を追っているだけの部分があって。デッサンとクロッキーの違いというか。それが今のボクにとっての最重要課題ですね。

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マンガを描こうと思ったきっかけもそうですが、ボクは伝えたいことや訴えたいことが先にあって、そこから膨らませていくのが得意。先に始まりと結末を決めた上で、作品を作っていくことが多いんです。そこに、先生の絵のようなカッコよさをプラスして、これからもっといいものを作りたいなと思います。
(おわり)

今回取材に応じてもらったもちづきひいろさんからのメッセージ
まだまだ右も左もわからない若輩者の記事を最後まで
読んでいただきありがとうございます。
常に1mmでも成長して少しでも先生の作品の力になれるよう
頑張らせていただきます。
そして行く行くは自分の連載が出来るよう頑張りたいと思います。

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もちづきひいろさんのイラスト

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