キャラクター紹介
『蒼天の拳』の主人公である霞拳志郎の恋人であり、兄は上海の秘密結社「青幇」の総帥である潘光琳。訳あって上海を去っていった拳志郎の帰りを待っていたが、養父が勝手に決めていた許婚の霊王が現れる。霊王は、彼女の中から拳志郎への愛が消えることがないと悟ると、記憶を消す秘孔を突き、彼女を馬賊に預けてしまう。
記憶を失った後、女馬賊・李秀宝として馬賊を率いる頭目となったが、時同じくして上海に戻ってきていた拳志郎と、運命に導かれるように再会。かつての恋人であった拳志郎のことも忘れてしまっていたが、徐々に記憶を取り戻し、ついに拳志郎と結婚。その後、一線を退いた兄・潘光琳に代わって、青幇の総帥となる。
記憶を失った後、女馬賊・李秀宝として馬賊を率いる頭目となったが、時同じくして上海に戻ってきていた拳志郎と、運命に導かれるように再会。かつての恋人であった拳志郎のことも忘れてしまっていたが、徐々に記憶を取り戻し、ついに拳志郎と結婚。その後、一線を退いた兄・潘光琳に代わって、青幇の総帥となる。
from 原哲夫
玉玲は、主人公の恋人という点では、『北斗の拳』のユリアと同じポジション。でも、玉玲を描くにあたって、ユリアをベースにはしていません。それよりも、『北斗の拳』の後に描いた『花の慶次 -雲のかなたに-』に出てくる女性キャラクターたちを念頭に置いて、玉玲というキャラクターを生み出しました。ユリアと同じヒロインでありながら、ユリアとは違った、まったく新しいヒロインを描いてみようと思ったからです。
女性キャラクターを描くときに大事にしているのは、質感。髪の毛の色、眉毛の太さ、唇の厚みなど、細かいところの違いが、質感を大きく左右します。また、男性キャラクターと女性キャラクターの大きく異なるのは、柔らかさです。たとえば、僕が20代のころに描いた唇よりも、40代で描いたのはふっくらしていて、より女性らしい印象になっている。僕が見比べてもずいぶん描き方が変わり、進化したよな…というより、おやじになったんだな!って思います(笑)
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