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2018.11.01スタッフルーム

【作品中のキャラ紹介】vol.11 二千年の時を越えて西斗月拳を受け継ぐ ヤサカ

キャラクター紹介
『蒼天の拳』に登場し、北斗を名乗る者の抹殺を目論んでいる西斗月拳の使い手。かつて西斗月拳の高弟たちが、北斗神拳創始者であるシュケンによって皆殺しにされたため、北斗を強く憎んでいる。
北斗劉家拳の流れを汲む極十字聖拳の使い手である流飛燕とは、同系の北斗神拳の動きを見切るため、また月氏の神への生贄にするために戦い、勝利。その後、拳志郎と劉宗武との天授の儀を見届け、生き残った方を倒すことで北斗抹殺を果たそうとした。しかし、月氏の神が北斗抹殺を望んでいなかったことを知ると、飛燕を殺したことを後悔。落とし前をつけるために拳志郎と命を懸けて戦うが、拳志郎には飛燕との約束があり、殺されることはなかった。上海に戻り、飛燕殺しの罪をエリカに謝罪し、自らの生死を彼女に委ねた。
from 原哲夫




ヤサカに関しては、名前が「神を見る」という意味の古代ヘブル語から来ている通り、シルクロードを通ってきた西方の移民のイメージ。それまでに登場したキャラとは違うルーツを持っています。なので、キャラクターデザインをするときには、勾玉のネックレス、ハット、スカーフなど、彼のルーツをビジュアルに反映させました。歴史的な背景が、ヤサカの造形を作っていったんです。


ヤサカは東洋人の良いところと西洋人の良いとろろを合わせ持った言わば、ハイブリット。アラブ系のイメージをキャラクターにとりいれたのは、彼が初めてです。


また、ヤサカに関しては、北斗を心から憎んでいると強い設定があったので、変なクセをつけなくても、『蒼天の拳』の中ではキャラが立っていました。でも、『蒼天の拳 リジェネシス』にも登場しているし、「もっと特徴的なクセを付けてあげておいたら良かったかな…」と、実は今、ちょっぴり反省中です。

ギャラリー

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