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2017.07.24スタッフルーム

動機はどうであれ、本業でガンバります!

ブラックジョーク大好き。世の中には出せない「ピーーー」トーク満載。少年ファンには決して見せられない、原哲夫のもうひとつの姿……。
それが『ワルテツオ』
今回は、巷でウワサの舞台『北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-』に関して、先生の下心が、チラッと見えちゃったお話……。

本当はやりたい。でもやりたくない!!

ーー先生、こんにちはー! 舞台、話題になっていますね!

すでにこのホームページでもご紹介している通り、原先生の代表作『北斗の拳』の舞台化が決定しています。しかも今回スポットが当たるのは、ケンシロウやラオウたちの主要キャラではなく、作品の中では、名前すら出ることがなかった、いわゆる“ザコ”たちとのこと。北斗の拳ファンだけでなく、話題沸騰中です!!

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ーー今回の舞台化にあたって、先生もいろいろと携わったんですか?

原:いや、今回、僕は直接的には関わってはいないけど、なかなか面白そうだよね! 

ーー先生は連載もあるし、なかなか派生作品のすべてに携わることは難しいんですね……。

原:でも本当は、舞台や映像作品の演出には、すごく興味があるんだよ。

ーーえっ、そうなんですか??

原:うん。みんなはもう知らないかな? もう10年ほど前だけどね。とある車メーカーのプロモーションキャンペーンに参加したんだ。それは、渋谷の街に北斗の拳のキャラクターたちを登場させて、一般の人たちがそれを探したり、物語の行方を追ったりするプロジェクトでね。その演出に携わったんだけど、すごく面白かったよ。

ちょうど10年前にあたる2007年、『COMIC × TOWN ~「北斗の拳」 IN SHIBUYA』というプロジェクトに、先生本人が参加したことがあります。その時は、“マンガと街が融合する”というコンセプトで、渋谷駅前のオーロラビジョンや街中のストリートボードにキャラクターを登場させるなどして、多くの人の度肝を抜きました。

ーー先生、演出って、つまりはどういうことをするの?

原:渋谷のプロジェクトの時は、例えば人の動きやセリフ回しの監督的な役割だったり、断末魔の使い方を指示したり、そういうことをしたんだ。もともと僕は、そういうところを大切にマンガを作っているからね。

ーーなるほど! じゃあ今回の舞台も、演出を担当したかったんじゃないの?

原:でもまあ、やっぱり若い人たちに頑張ってもらうことも大事だからね。

ーーそうですよね。今はマンガの方を頑張ってください!

原:でもなー。やっぱり舞台の仕事もしたいなー。キレイな女優さんを演出するとかいいよね。グプププ……。

ーーコラッ、やましい気持ちが見えちゃっているよ! でも先生、今回の『北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-』に登場するのは、ほとんどが男性ですよ。

ワルテツオ:え、そうなの? じゃあ、舞台、いい。マンガ、ガンバる。さぁ、描こ。はい。描きます。すぐ描きまーす。

ーー先生……、まあガンバるならいいけど、切り替えが早すぎる……。


何はともあれ、先生も楽しみにしている『北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-』はシアターGロッソにて、9月から上演されます。現在オフィシャルサイトにて、随時、情報が公開されているので、チェックしてください!


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